幼時からの家庭学習教材として大変評価の高い「全家研ポピー」。
ポピーには中学生向けの「中学ポピー」があります。
通信教材でもしっかり実力をつけることはできます。お子さんにあった通信教材を探してみましょう。
中学生になると学習面で気になるところがたくさん出てきます。
多くのお子さんが通塾を始める時期でもありますが、自分で勉強をする方法を身に着けるためにも通塾を考える前に通信教材などで家庭学習をしてみることをお勧めします。
中学ポピーは低価格でありながら、大変質が良いと評判の教材なので一度検討をしてみることをお勧めしたいです。
中学ポピーの詳細や使い方などを確認していきましょう。
全家研ポピーとは?どんな会社が作っているの?
全家研ポピーとは「全日本家庭教育研究会」が発行・作成をしている教材です。
現在は、新学社という会社が「全日本家庭教育研究会」の本部を兼ねています。(もとは違う組織だったようです)
新学社は学校で使われる教材を作っている会社です。
新学社と聞いても参考書などではあまり見かけないなぁ。と感じるかもしれませんが、学校で使われるテストや資料集、ワークブックなどを作っている会社です。
学校で使われる教材を作っている会社なのでそのノウハウがしっかり詰まった教材が「ポピー」なのです。
中学ポピーってどんな教材?詳細を確認
まず、中学ポピーの教材について詳しく確認をしておきましょう。
中学ポピーは紙ベース中心の教材
中学ポピーは昔ながらの紙のテキスト・問題集を中心として進める学習スタイルです。
英語、理科、数学など音声や動画が準備されている部分もあります。
中学ポピーは自分で学ぶ力をつけることを目指す
中学ポピーでは無理なく勉強の仕方が身につくように工夫がさています。
中学生の学習では、学校の授業内容をきちんと理解することが大切です。
中学ポピーは教科書に沿って作られているので、授業に合わせた復習や予習がしっかりできるようになっています。
中学生は学校での授業内容がマスターできているかどうかが大切。
迷わず取り組め、分かった!できた!でやる気がアップします。
また、テキストには日々の使い方、時間がない時の使い方なども詳しく解説されているのでどこからどう手を付けたらいいかわからない。という心配は不要です。
また1回分が10~20分なので、忙しい中学生でも無理なく取り組め継続しやすくなっています。
1回分の学習量
中学ポピーは学校の授業にぴったり合う
中学ポピーは教科書準拠の教材です。
ただ、同じ教科書を使っていても学校や先生によっては、早く進んでしまったり、順番を変えて進める場合もあります。
中学ポピーでは「授業進度対応サービス」があるので、今習っているないいように合わせて教材を届けてもらうことができます。
中学ポピーは9科目対応 定期テスト対策もあり
5科目だけではなく、副教科の4科目のテキストがあり教科書対応表もついているので実技科目の対策もできます。
中学ポピーは高校入試対策もできる
中学ポピーでは中学1年生の4月号から入試問題を扱っています。
また、中学2年生の11月号からは高校入試対策用教材が届きます。
ただし、ポピーにはハイレベルの問題も用意はされていますが難関校を目指す場合や試験に特色のある私立校を目指す場合には少し難しいようです。
難関校を目指す場合は、塾との併用や難関校対策が用意されている通信教材などの利用を検討してみましょう。
中学ポピーは会費が安い
中学ポピーは他の通信教材と比べても会費がとても安いです。
教材名 | 月会費 |
中学1年生 | 4,686円 |
中学2年生 | 4,787円 |
中学3年生 | 4,990円 |
中学ポピーの使い方
中学ポピーの教材のボリュームや使い方を確認していきましょう。
ここでは中学ポピー1年生を例に紹介をしていきます。
中学ポピー1年生毎月届く教材
中学ポピーで毎月届く教材はFRESTAという教材です。
英語、国語、数学が届きます。
FRESTA理科、社会は1回4月に届きます。
毎日の学習としてこなしていく教材はこのFRESTAです。
FRESTAは教科書に沿った内容で構成されています。
FRESTAの構成は下記の通り
- 「教科書のまとめ」「確認」
- 「A問題」・・基本の繰り返し問題
- 「B問題」・・応用問題
- 「まんてんチェック」
科目により、ハイレベル問題や入試問題も用意されています。
基本的な使い方としては1~4の順に学習を進めます。
1日目は教科書のまとめページ、2日目はA問題という感じです。
教科書で習ったところ、これから習うところから「まとめ→問題→まんてんチェック」という順番で学習を進めます。
余裕がある月などは、ハイレベル問題にも取り組みましょう。
FRESTAは各科目10~15回分用意されていますが、各回によって目安時間も違います。
1日1科目1回だけ。という進み方だと1ヶ月の教材を使い切ることができませんので、学校の授業の進み具合により1日の取り組み量を変えていきましょう。
ポピーにあまり時間がかけられない時には「教科書のまとめ」「確認」→ まんてんチェックで、わからないところがないか確認をします。
中学ポピー1年生の定期テスト対策
中学生の学習では定期テスト対策はとても大切です。
中学ポピーでは5月、9月、11月、2月に定期テスト対策予想問題集が届きます。
4月と7月には「おぼえるモード」という暗記用の教材も届きますので、定期テスト時期には活用をすることができますね!
これらの教材のほかに、実技4教科対策や英語のリスニングの教材も用意がされています。
夏に届く数学と理科のCheck&Checkという教材では、躓きやすい内容は動画が用意されているので理解をより深めることができます。
中学ポピーのおすすめポイント
ご紹介した通り中学ポピーはシンプルで、使い方に迷わないので勉強の仕方に自信がない子でも取り組みやすくなっています。
内容は教科書内容を理解することに重点を置いているので、どんな子にも無理なく取り組める教材です。
また、毎月「こころの文庫」という冊子が届きます。
中学生の頃に読んでおきたい内容となっています。また、薄い冊子の本なので短時間で読み終えることができるので、時間がない中学生にも読みやすくなっています。
中学ポピーのイマイチなポイント
中学ポピーのイマイチなポイントは、動画や音声での学習がタブレット教材などと比べると少ないところです。
英語の音声CDなどは用意されていますが、タブレット教材や映像教材と比べ手間がかかり「操作するのが面倒!」となってしまう可能性も大きいです。
リスニング・スピーキングの動画も用意されていますが、スピーキングは先生に聞いてもらうことはできません。
中学ポピーがおすすめできる子・できない子
中学ポピーが学校の授業内容をしっかりと学習できる教材ですが、使わなければ全く意味がありません。
中学ポピーをおすすめできる子、できない子をタイプ別にご紹介します。
中学ポピーがおすすめできる子
中学ポピーがおすすめできる子は、自分から勉強に取り組むことができる子です。
中学ポピーがおすすめできない子
自分から勉強をしない子
自分から取り組めない子の場合、最初は親と一緒にやってみるという手もありますね。
ただ、どうしても親子で勉強をすると素直に聞けず揉める原因に・・
その場合は他の教材や通塾を考えましょう。
自分から勉強をする習慣がついていない子にとっては、中学ポピーは遊びの要素が少ないので取り組みにくさはありそうです・・(見た目が勉強の教材なので手に取らない可能性も・・)
従来通りの文章を読んで理解し、問題を解くスタイルが苦手な子はタブレットなどで動画学習ができるものを利用するのも勉強に取り組みやすくなりますよ。
中学ポピーの口コミと評判
実際に中学ポピーを利用した方から口コミをいただきました。
中学3年生 公立高校受験にポピーだけで対策
値段が安かったから継続しました。
うちは裕福な家庭ではなかったので続けられる料金だったことは大変魅力でした。
ポピーだけで塾には行っていませんでした。高校は公立の進学校に入学できました。
英語の教材が特に良かったです。リスニング、リーディング、ライティングとまんべんなく英語力を伸ばすことができました。テキストと付属CDの勉強なのでスピーキングは実践できませんが、短文の英会話を繰り返し口にすることで、会話力を上げることができたと思います。
ネットで見れるサポート動画も良かったです。数学の図形問題を視覚的にわかりやすく理解することができました。
利用を迷っているなら、とりあえず無料のお試しがあるので申し込んでみて、合う合わないをチェックすれば良いと思います。先程も書いたように値段が安いので、実際に申し込んでやっぱり合いませんでした、ということになっても親はそんなに怒らないと思います。
中学1年生で退会、うちの子には向いていなかった
自宅学習の方がしやすいかと思いましたが、うちの子は塾の方が向いていたからです。
中学ポピーのおすすめできるところはやはり塾に行かなくても自宅で好きな時間に学習することができるところです。
ただ、自分で計画的に学習を進めることが難しい子には合っていない。
できる子にとっては、すごく考えられた良い教材なのでぜひ利用してみるといいでしょう。
中学2年生で退会 塾に変更
辞めた理由は塾の方が学習効率が良いと思ったので親にも相談してやめました。
ポピーの教材だけではリアルアイムに教えてもらうことができないので、入試対策ができないと思いました。
小学校までであればポピーだけでテストに対して適切な対策を十分にとることができると思ったので十分有効だと思います。
ただ中学になると範囲が複雑化して教材だけを負って勉強を行うという事はどうしても効率が悪くなるので、塾で講師と一緒に勉強した方が良いと思いました。
中学2年生 解説もわかりやすくてよかった!
友達の影響で始めましたが、途中からチャレンジに切り替えてしまいました。付録につられてしまいました。
中学ポピーは、コツコツ計画的に勉強を進められる人やマイペースな人なら学力が伸びると思いますのでオススメです。解説もわかりやすいので、自宅学習には良いと思います。一度試してみると、自分に合うかわかると思います。
中学3年生 塾からポピーに変更して志望校に合格
最初は塾に通っていましたが、学校で習ったやり方と違ったり、時間を縛られるのが嫌で辞めました。
ポピーはやりたい時にできるので自分のペースで続けやすく、辞めようとは思いませんでした。
高校入試時はポピーでの学習でしたが、志望校に無事合格できました。
ポピーの内容は教科書の内容とかなり近く、また解説も分かりやすいので、授業の復習がしっかりできる点が良かったです。テスト前には対策問題もたくさんあったので、自分のやるべき事が分かりました。
ポピーは分かりやすくて良かったですが、怠けるとどんどん溜まっていきます。なのでやる気がある人にはオススメです。
中学ポピーの使い方 口コミ・評判 まとめ
中学ポピーの使い方と合わせて口コミなどを確認しました。
中学ポピーは使い方が分かりやすく解説なども詳しくて、ポピーだけでしっかり中学校の学習内容をマスターし、勉強の仕方を身に着けることができます。
ただ、中学生は勉強の仕方にかなり個人差が出るときです。
放っておけば、何にもしない子もいれば自分で進んでやる子。
誰かに対面で教えてもらわないと勉強をする気になれない、理解が難しい子。
うちの子は塾に行かないと絶対無理!と思っていても、良い教材に合うことでやる気がアップした。ということもありますよ!
中学生の通塾はかなり高額です・・。
我が家の場合、通信教材をいろいろ試しましたがやはりダメで塾を利用しましたが、月々40,000円以上払っていました(泣)
塾は最後の手段です。
中学ポピーは合う子、合わない子がいるようですが、使ってみないと分かりませんよね。
お試し見本は無料ですので、まず取り寄せてみてはどうでしょうか?